2022-01-01から1年間の記事一覧
「明日はすごく寒いらしいよ。」 そう言われた11月最後の日。翌日の12月は本当に真冬みたいに寒かった。休日でよかった。だってこんなにも寒かったらわたし、お布団の引力に勝てないから。 職場の最寄駅の改札を抜けると、ランドセルにヘルプマークをつけた…
ピンク色の朝焼け。沢山のヒドリガモ。2階から顔を出していたハスキー。むちむちすぎて首輪が埋もれていた黒い前髪のある白いねこ。V時に列を成して飛ぶ鳥。だる着で彼氏と電話しながら歩くすっぴんのギャル。階段でコーヒーを飲みながら読書をするおねえさ…
サニーデイサービスの新譜が良くって、最寄駅から自宅まで13分の道をいつもよりゆっくり歩いた。皆既月食だったらしい昨日から一夜明けた今日は、眩しくて目を細めるくらいの満月だった。 どうしようもなく悩んでいた日々を抜けて、なんとか自炊をして晩酌を…
残金60円で電車に乗り込む。ラストオーダーで頼んだチューハイを持ってきてくれなかった店員は、数ヶ月ぶりにお店に寄ったら今回はきちんと持ってきてくれた。あなたも私も、きっと成長してるのね。 ひとりが好きなくせに、誰からも気にかけてもらえないこと…
最寄駅のトイレに綺麗に生けた花があった。やけに黄色に溢れてるなあと思ったら、「9月10日は十五夜です」と言葉が添えられていた。へえ、もうそんな時期なんだ。残暑は勘弁だよ。秋が待ち遠しい。 来年の春、新卒の子が入職するらしい。らしいというか、こ…
お昼に食べようと思っていたパンを解凍するのを忘れて、時間ができた。そろそろここにつらつらと文章を垂れ流したいなあ、って思ってたからちょうどいいや。自然解凍ってどれくらいでできるのか知らないけど。 いまタイトルの日付けを打ったときに、ああちょ…
事件が起きた日から、ふとした瞬間に気持ちが落ち込む 大好きな街、降りて散策したことがある駅 どんな理由があっても絶対に起きてはならない事件 昭恵さんの言葉 悲しい 〝お別れは寿命がだけがいいね〟
自分のフルネームをこれでもかってくらい書いた。異様なほど梅雨明けが早かった夏に、特別愛着のない、20年ほど暮らした街を出る。 とても不純な動機で実家を出たくなって、仕事もうまくいかなくて、それならいっそ将来を共にしたい恋人の住む街の近くにいこ…
つらい、と日々思ってる。何が辛いって、仕事がつらい。休日を楽しく過ごせても、仕事の日を思って楽しい気持ちが負けちゃうくらいに。前よりも出かけることが億劫になった。疲れ切ったからだを回復させるためにとにかく眠って終える日もザラ。外に出ないと…
〝ちょっと思い出しただけ〟を観た。現実として別れがあるのに、幸せだった過去を回想する作品は苦しくなる。ふたりの間に別れがよぎってきてしまっているシーンの「てるおくん ファイト」のプレートにやられた。涙でマスクが顔に張りついていく。気持ちを伝…
夢中になれるものがなくて毎日がつまらない。仕事がつらい。大事な人にやさしくできなくて泣いた。 やさしさ / チャットモンチー